独学中でまだ道半ばですが「四柱推命」を使用して、無免許運転で人身事故を起こした巷で話題の「木下都議」を占ってみました。
世間では「メンタルが強い」と言われていますが、本質的にどうなのか占いで見てみます。
占うための情報はホームページから得た「生年月日」になります。出生時まで分からなかったので精度は落ちると思いますが、ご容赦下さい。
占い方は、木下都議の「命式」「大運」「年運(2021年、2022年)」を導き、各々の干支を「五行」に変換してその関係を評価します。加えて個人的に気になる特殊星があればそれも併せて評価します。なお導き方などは、同サイトの「四柱推命」を参考にされてください。
木下都議を占いで分析
【評価】
・五行に偏りがあり、バランスが悪い。良し悪しどちらかに振られやすい。
・自分自身を示す「日干」に力を与える五行が無い。そのため日干はパワー不足の極み。極身弱。
→極身弱の場合「特別格」を取る。この場合、極身弱を解消する五行ではなく「弱められる力に従わざるを得ない」ため、更に身弱になる五行が運気を上げる五行になる。つまり、日干「乙(木属性)」を更に弱める五行「火土金」の3属性が運気を上げる五行になる。逆に「水木」の2属性が運気を下げる五行になる。
【補足】
細かくみると、命式で「三合」「方合」が成り立ち「極身弱」を更に弱める状態になっています。つまり、本質が更に強く出る人と思われます。
①三合(半会)
月支:戌、年支:午の2つの十二支が「三合」となり「火属性」が追加されます。
②方合
日支:巳、年支:午の2つの十二支が「方合」となり「火属性」が追加されます。
(ご参考)
方合は3つの十二支が揃うことで成り立ちますが、書籍によっては2つの十二支でも成り立つようです(この場合、3つほどの力は出ませんが多少の力は加わる考え方です)
詳しくは、同サイトの「四柱推命」を参考にされてください。
・中心星は「偏官」。考えるよりも身体が先に動き、どんな局面でも物怖じしない度胸が特徴。自身がコントロールできない状況だと攻撃的になり衝突する。人がやらないことをやる傾向にある。
・青年期の運勢は「墓」。1つの事に強い拘りを持つ。一度決めた事は一途に守り通し究めることができる。
・壮年期や自身の生き方は「沐浴」。少年少女の運気のため、やや不安定ながらも新しいことを求めて行動する。果敢に飛び込む度胸があるが、常識に合わせにくく人の忠告を聞かず自由を求める傾向にある。
・大運(51歳~61歳)は、「壬(水属性)」のため運気が下がる時期。通変星は「印綬」だが、極身弱の人は「自分の主張が通らない。自分勝手な面が目立つ。周囲と対立し易い」傾向があり、マイナスの星として作用する。また、十二運星が「冠帯」のため、マイナスの状態を更に強める。
・大運と月柱が「天戦地冲」。気力体力が低下。何をすべきか分からなくなり、やる気が出ず精神的に追い詰められる。しかしこれを耐え抜けば、自身の悩みの原因がクリアになり良い形に変われる。
・年運2021年は、運気を上げる調候用神「辛(金属性)」と、同じく運気を上げる「丑(土属性)」が重なり良い運気。通変星は「偏官」。年運の通変星「偏官」かつ極身弱の人は、仕事面で思わぬ成果が上がる年。
・年運2022年は、運気を下げる「壬(水属性)」と、寅卯空亡の「寅」の時期に入り、自身の状態が不安定になる。通変性は「印綬」で先の大運と同じくマイナスの状態、加えて十二運星が最強の「帝旺」のため、その状態が極限まで強まる。
・ちなみに、2023年の干支は「癸卯」。「癸(水属性)」「卯(空亡)」のため、2022年とほぼ同じ状態が続く。また、2024年の干支は「甲辰」、2025年の干支は「乙巳」となり「甲」「乙」共に「木属性」で運気を下げる。運気の下降は2025年まで続き、2026年から徐々に回復すると思われる。
まとめ
①本質的に自分を曲げない人。
→中心星が「偏官」のため「物怖じしない度胸と攻撃的」な要素があります。また、青年期が「墓」、壮年期や自身の生き方が「沐浴」のため「一度決めた事は一途に守り通す。果敢に飛び込む度胸がある。常識に合わせにくい。人の忠告は聞かず自由を求める」要素があります。
また「三合」「方合」により「極身弱」を更に弱めるため、その人の本質が更に強く出ると思われます。
→これまでのTV報道で見る行動に合点がいきます。
②大運51歳より下降運に入り2022年~2023年は運気の底。2025年までマイナス運気が続く。
→大運51歳~61歳の期間は、月柱と大運の「天戦地冲」。2022年~2023年は「寅卯空亡」のため不安定な状態と自身を弱める五行(水属性)が重なります。大運・年運双方のマイナスが重なり、アンコントロールなトラブルに遭遇し、精神的に追い詰められる可能性が高いです。2024年~2025年は自身を弱める五行(木属性)がありマイナス運気が続きますが、寅卯空亡の期間よりは多少は良くなると思われます。
→2021年の無免許運転の事象を引き金に、2022年以降の下降運に繋がる可能性があります。
2021年より前は、大運はマイナス運気ですが、年運にプラス運気の「火土金」属性が続いていたため、しばらくは良い状態が維持できていたと思われます。
③2021年の良い運気の成果は「都議選当選」か?
→ 年運の通変星「偏官」かつ極身弱の人は、仕事面で思わぬ成果が上がる年です。成果の1つとして、都議選当選があったのではないでしょうか。
占った結果では、自分を曲げない強い思いが根底にあり、この先しばらく厳しい下降運気が続くことになりそうです。自身が決めた事を曲げたくない強い思いと、世間の辞職せよの圧力との間で、自身の中で攻防戦が繰り広げられそうです。
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