独学中でまだ道半ばですが「四柱推命」を使用して、2021年自民党総裁選を占ってみました。
候補者数も多いので、いったん以下の方々に絞りました。(年齢順)
- 岸田文雄さん
- 石破茂さん
- 野田聖子さん
- 高市早苗さん
- 河野太郎さん
占うための情報はホームページから得た「生年月日」になります。出生時まで分からなかったので精度はかなり落ちると思います。
占い方は候補者の「命式」「大運」「年運(2021年、2022年)」を導き、各々の干支を「五行」に変換してその関係性を評価します。加えて個人的に気になる特殊星があればそれも併せて評価します。なお導き方などは、同サイトの「四柱推命」も参考にされてください。
候補者各々を評価して、最後に運気の流れから選ばれそうな候補者を確認したいと思います。
※2021/9/11追記
河野さんの大運の内容に誤りがあったので一部修正。
岸田 文雄さん
【評価】
・五行が全て揃っており、バランスが良い。
・自分自身を示す「日干」に力を与えているのは年支の「酉」のみ。そのため日干はパワー不足。
身弱。年支から力を得ているのでご先祖に守られている。
・中心星は正官。常識と規範を守る。社会の権威を求めて王道を行く人。
・生まれ持った特殊星に「天官貴人」「天厨貴人」「文昌貴人」「暗禄」など良い作用をする星
を多く持っている。
→昇進が早い。物事がうまく運び望み事が叶う。文学才能あり。知らずに援助を受ける。
困難があっても助けられるなどの恩恵あり。
・年運2021年は調候用神の「辛」があり日干を強めている。同じく大運にも「辛」があり日干を
更に強めている。2021年は良い運気。
・年運と大運いずれの通変星も「印綬」であり、2021年はこれまでの結果が得られる年。
・年運「丑」と大運「丑」が月柱「未」といずれも「天戦地冲」。2つ重なりかなり強力。
生活よりも気力体力低下が激しく精神的に追い詰められる。しかし不満や悩みの原因が明確
になる契機になる。今年を耐えれば良い形に変われる。
石破 茂さん
石破さんの生年月日が2月の節入り(立春)のため、生まれ時間「10:55」を境に「年柱」と「月柱」が変わり判断が変わります。生まれ時間はホームページには掲載されていないため「10:55以前」「10:55以降」の2つのパタンで評価してみました。
①生まれ時間が2月の節入り10:55以前の場合
【評価】
・自分自身を示す「日干」に力を与える十二支がいない。身弱。
・中心星は食神。自然体でありのままを求める。楽観性を持ちどんな時でも慌てず騒がない人。
・大運60歳~69歳は調候用神の「甲」があり日干を強める。この期間は良い運気。
・2021年は日支「未」と年運「丑」の天戦地冲。日柱の天戦地冲は最強。人生のリセットボタン
が押され人生最大のターニングポイント。
→生活環境や仕事への取り組み方を大きく変える。これまでの物事が壊れて清算され、大きな
方向転換をする可能性が高い。今年を耐えれば良い形に変われる。
②生まれ時間が2月の節入り10:55以降の場合
【評価】
・五行が全て揃っており、バランスが良い。
・自分自身を示す「日干」に力を与えるのは月支「寅」のみ。月支なので強いが、空亡「寅」
による影響あり。(不安定なため正しく力が与えられるのかが不明)
・生まれ持った特殊星が良い。「天徳貴人」「天徳合」など良い作用する星を持つ。
→災厄から守られる。重要なポストに昇進できる。
・中心星は傷官。理想を追うが異なる現実へ反抗し鋭い表現になる。一匹狼的な生き方が合う。
・2021年は日支「未」と年運「丑」の天戦地冲。日柱の天戦地冲は最強。人生のリセットボタン
が押され人生最大のターニングポイント。
→生活環境や仕事への取り組み方を大きく変える。これまでの物事が壊れて清算され、大きな
方向転換をする可能性が高い。今年を耐えれば良い形に変われる。
野田 聖子さん
【評価】
・自分自身を示す「日干」に力を与えるのは年支「子」のみ。日干はパワー不足。身弱。
年支から力を得ているのでご先祖に守られている。
・年干に調候用神の「庚」があり日干を強める。同じくご先祖に守られている。
・中心星は偏官。自身を尅す。犠牲的かつ人がやらないことをする傾向あり。ふり幅も大きい。
・年支「子」と日支「午」が冲。上役と自身と配偶者が衝突、事故、病気、別離の可能性あり。
・大運58歳~67歳は月支「申」と大運「寅」が天戦地冲。生活よりも気力体力低下が激しく
精神的に追い詰められるが不満や悩みの原因が明確になる。
・2021年は特に目立つものは無し
・2022年は年運に調候用神の「壬」があり日干を強める。良い運気。
高市 早苗さん
・自分自身を示す「日干」に力を与えるのは年支「丑」のみ。日干はパワー不足。身弱。
年支から力を得ているのでご先祖に守られている。
・中心星は正官。常識と規範を守る。社会の権威を求めて王道を行く人。
・大運59歳~68歳は月支「卯」と大運「酉」が天戦地冲。生活よりも気力体力低下が激しく
精神的に追い詰められるが不満や悩みの原因が明確になる。
・2021年は特に目立つものは無し
・2022年も特に目立つものは無し
河野 太郎さん
・自分自身を示す「日干」に力を与える十二支は無し。日干はパワー不足。身弱。
但し、日干、月干、年干がいずれも水属性で日干を強めているため若干緩和される。
・中心星は比肩。自我が強く頑固。また十二運星にパワーの強い冠帯が並び更に強化。
・生まれ持った特殊星に「羊刃」があるため、ふり幅が大きい。また「暗禄」「華蓋」など良い
作用の星もあり、知らずに援助を受け困難があっても助けられる。文化、芸術、宗教への関心
が高い。
・大運58歳~67歳は日支、月支いずれも天戦地冲。気力体力低下が激しく精神的に追い詰め
られるが、不満や悩みの原因が明確になる。日支の天戦地冲は人生最大のターニング
ポイント。生活環境や仕事への取り組み方を大きく変える。これまでの物事が壊れて
清算され、大きな方向転換になる可能性が高い。
・2021年の通変星が偏印。1サイクルが終了して新たな展開が予想される。十二運星が冠帯で
パワーがあり羊刃も重なるため、ふり幅が大きな展開になる。
・2022年の通変星が劫財。もともとの命式に「比肩」「劫財」が多いが、更に「劫財」が
加わり自我の強さが強化される。イケイケドンドンに。
選ばれそうな候補者
2021年の運気の流れが一番良い人は「岸田さん」と思います。
理由は、そもそもの生まれ持った特殊星に守られることに加え、57歳~66歳の大運、2021年の年運いずれも調候用神「辛」により日干が強められ、またいずれも通変星「印綬」によりこれまでの結果が得られる年であるためです。
大運と年運いずれも月支の天戦地冲があり2021年は特に気力体力低下が激しく精神的にもかなり追い詰められると思われるのですが、それに耐えられればその先にゴールが見えてくると思います(総裁選と衆院選が精神的に追いつめられる要因となる可能性あり)。
石破さんは立春前後の2つの命式いずれも、年運と日支が最強の天戦地冲であり人生のターニングポイントになります。生活環境や仕事への取組みの変化の可能性が高いですが、大きな何かが起きるのだと思われます(総裁選と衆院選が引き金になる可能性あり)。
立春の「生まれた時間」が不明でしたので立春前後の2つの命式を作りましたが、一般的に季節の移り変わりには連続性がありますので、立春に生まれた人は立春前後の両方の命式の性質を併せ持つのが自然な考え方のように思いました。(こちらは今後確認していきたいと思います)
河野さんは2021年の通変星「偏印」により 1サイクルが終了して新たな展開が予想されます。更に十二運星がパワーのある冠帯で羊刃も重なるため、ふり幅が大きな何らかの展開が予想されます。(総裁選と衆院選が引き金になる可能性あり)。なお大運(58歳~67歳)の期間は、日支、月支いずれも天戦地冲のため、気力や体力、生活環境や仕事への取り組み方において、かなりきつい時期と予想されます。
2021/9/29の投開票と以降の衆院選の動向を確認したいと思います。
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